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特集 再発に挑む!—外科治療の役割
術後サーベイランスの考え方と再発時の治療戦略
肝細胞癌・肝内胆管癌
Surgical strategy for recurrence hepatocellular carcinoma, intrahepatic cholangiocarcinoma
吉田 直
1
,
高山 忠利
1
Nao YOSHIDA
1
1日本大学医学部消化器外科
pp.1102-1107
発行日 2015年9月20日
Published Date 2015/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210870
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【ポイント】
◆肝細胞癌の肝内再発は,初回手術時と同様に手術適応を判断する.肝機能が悪い場合には切除に固執せず他の治療法を選択する.
◆肝細胞癌の肝外再発は,1臓器に留まっていれば手術適応とすることがある.同時に肝内再発を認める場合には肝動脈塞栓療法を併用する.
◆肝内胆管癌の再発が切除適応となるのは単発の肝内再発のみで,肝外再発に対しては全身化学療法を行う.
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