Japanese
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特集 生検材料を手術に活かす
臓器別 癌診療における生検の役割
胃癌
Method to make use of biopsy materials in gastric cancer operation
棚橋 利行
1
,
吉田 和弘
1
,
山口 和也
1
,
奥村 直樹
1
,
田中 善宏
1
,
高橋 孝夫
1
,
二村 学
1
,
荒木 寛司
2
Toshiyuki TANAHASHI
1
1岐阜大学大学院医学系研究科腫瘍外科学
2岐阜大学医学部附属病院光学医療診療部
pp.293-296
発行日 2015年3月20日
Published Date 2015/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210671
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【ポイント】
◆胃癌の確定診断には内視鏡下での生検が必須である.その結果により手術による切除範囲や治療方針が決められる.
◆早期胃癌の場合,その深達度や分化度により内視鏡治療が可能であり,腫瘍の範囲を特定するための陰性生検も必要となる.
◆切除不能進行・再発胃癌に対する生検でのHER2検査も,化学療法のレジメンを決定するうえで重要となる.
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