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特集 胆道癌外科切除—再発防止のストラテジー
術中戦略
肝動脈合併切除によるR0切除
Hepatectomy combined with hepatic artery resection for advanced perihilar cholangiocarcinoma
菅原 元
1
,
江畑 智希
1
,
横山 幸浩
1
,
伊神 剛
1
,
水野 隆史
1
,
山口 淳平
1
,
梛野 正人
1
Gen SUGAWARA
1
1名古屋大学大学院医学系研究科腫瘍外科
pp.53-57
発行日 2015年1月20日
Published Date 2015/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210609
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【ポイント】
◆対側の肝動脈浸潤がある時点で非切除と決め付けず,ほかに非治癒因子がなければ,肝動脈合併切除によるR0切除を目指す.
◆癌浸潤部の末梢側と中枢側で肝動脈の健常部を露出することができれば,肝動脈合併切除によりR0切除の可能性がある.
◆肝動脈の剝離に際しては,顕微鏡下での再建を意識して鋭的かつ愛護的に行い,動脈の内膜損傷を避ける必要がある.
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