カラーグラフ Practice of Endoscopy
食道内視鏡シリーズ・ⅩⅣ
EUSによる良性疾患の診断
村田 洋子
1
,
吉田 操
1
,
井手 博子
2
,
鈴木 茂
2
1都立駒込病院外科
2東京女子医科大学消化器病センター
pp.1709-1711
発行日 1989年11月20日
Published Date 1989/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210549
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食道良性腫瘍のうち,内視鏡超音波(EUS)が最も有用である疾患は粘膜下腫瘍である,今回は,その粘膜下腫瘍診断を中心に述べる.EUSにて診断可能な項目は,①粘膜下腫瘍と壁外性圧迫との鑑別,②腫瘍の壁内局在診断,③腫瘍の大きさの測定,④特徴的な内部エコー,境界エコーより質的診断が可能な腫瘍がある,の4点である.
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