カラーグラフ Practice of Endoscopy
食道内視鏡シリーズ・Ⅶ
内視鏡超音波検査—ラジアル式(その1)
村田 洋子
1
,
井手 博子
2
,
鈴木 茂
2
1都立駒込病院外科
2東京女子医科大消化器病センター
pp.437-439
発行日 1989年4月20日
Published Date 1989/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210323
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はじめに
食道癌の正確な進行度診断は,治療法すなわち,非観血的治療,術前の合併療法,手術術式の選択決定に必要である.内視鏡超音波検査(endoscopic ultra-sonography, EUS)は,食道癌の進行度診断のうち重要な,深達度診断,リンパ節転移の判定に有用であった.そこで本稿では,食道癌診断におけるEUSの手技,オリエンテーションを中心に述べる.
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