Japanese
English
臨床報告
子宮広間膜裂孔ヘルニア(Pouch type)による絞扼性イレウスの1例
A case of strangulated hernia of the intestine in a pouch of the broad ligament
鈴山 博司
1
,
咲田 雅一
1
,
間島 進
1
,
松本 喜志夫
2
,
竹村 周平
3
Hiroshi SUZUYAMA
1
1明治鍼灸大学附属病院外科
2松本脳神経外科内科
3京都府立医科大学第1内科
pp.721-724
発行日 1989年5月20日
Published Date 1989/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210369
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はじめに
内ヘルニアは比較的稀な疾患で,その中でも子宮広間膜裂孔ヘルニアは少なく,本邦においては,1970年に柳沢1)が初めて報告して以来,現在までに10例が報告されているにすぎない,われわれは,胆石の手術既往があり,術前癒着イレウスと診断された子宮広間膜裂孔ヘルニアによる絞扼性イレウスの1例を経験したので報告する.
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