Japanese
English
臨床報告
石灰化脾動脈瘤を伴った脾血管腫の1例
A case of splenic hemangioma with calcified splenic artery aneurysm
町田 浩道
1
,
中谷 雄三
1
,
小島 幸次朗
1
,
井垣 弘康
1
,
小林 寛
2
,
臼田 多佳夫
3
Hiromichi MACHIDA
1
1聖隷浜松病院外科
2聖隷浜松病院病理
3聖隷健康診断センター
pp.709-713
発行日 1989年5月20日
Published Date 1989/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210367
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はじめに
脾の腫瘍性病変は稀で,Krumbhaarによれば剖検例の全腫瘍中の0.64%にすぎない.脾血管腫は無症状のため,従来は剖検時に偶然発見される場合が多かったが,各種の画像診断の発達により治療対象になる症例の報告が増加してきた.われわれも,石灰化脾動脈瘤を伴った脾血管腫の1切除例を経験したので報告する.
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