Japanese
English
臨床報告
石灰化脾嚢胞の1治験例
A case of calcified splenic cyst
友田 信之
1
,
野村 勝
1
,
青柳 成明
1
,
中山 和道
1
,
古賀 道弘
1
,
谷村 晃
2
Nobuyuki TOMODA
1
1久留米大学医学部第2外科教室
2久留米大学医学部第2病理学教室
pp.1049-1052
発行日 1974年8月20日
Published Date 1974/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206104
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はじめに
脾嚢胞の最初の報告は,1829年Andral1)によつて報告された皮様嚢腫であり,本邦に於ては1890年有田7)の報告以来,現在までにわれわれが渉猟した範囲内では,90例の報告をみるにすぎない.今回われわれは,44歳女の石灰化脾嚢胞の1例を経験し,摘脾により治癒せしめたので報告する.
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