Japanese
English
臨床報告
姉弟に発症したCrohn病の2例
Two Cases of Crohn's disease in siblings
林 載鳳
1
,
中村 真己
1
,
松村 壕晁
1
,
林 雄三
2
,
渋谷 哲男
3
,
竹田 裕之
4
Saihou HAYASHI
1
1吉田総合病院外科
2安佐市民病院病理部
3日本医科大学第2外科
4日本医科大学第2病理
pp.399-403
発行日 1989年3月20日
Published Date 1989/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210316
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はじめに
Crohn病は難治性の炎症性腸疾患であり,最近増加傾向にあるが,その原因は未だ不明である.欧米では多数の家族内発生例が報告されており,遺伝因子との関連も示唆されている.本邦においても最近,家族内発生例の報告が散見されるようになってきた.著者らは,ともに穿孔性腹膜炎にて発症した姉弟Crohn病を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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