一般外科医のための形成外科手技・3
皮膚腫瘍の形成外科的手術
鳥居 修平
1
Shuhei TORII
1
1名古屋大学医学部形成外科
pp.377-383
発行日 1989年3月20日
Published Date 1989/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210312
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
皮膚腫瘍といっても黒子から悪性腫瘍までさまざまである.したがって,その形成外科的手術の目的は良性腫瘍あるいは小さいものであれば,機能障害を起こさず目立たないように治療することであり,悪性腫瘍であれば切除した欠損を被覆し機能障害を起こさず,できればきれいに直すことであろう.本稿では前者を中心に述べる.後者に必要な植皮,皮弁の詳細は別項で述べられる.
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.