一般外科医のための形成外科手技・7
植皮術の基本—1.遊離植皮
鳥居 修平
1
Shuhei TORII
1
1名古屋大学医学部形成外科
pp.967-973
発行日 1989年7月20日
Published Date 1989/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210408
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はじめに
皮膚欠損の治療の原則は早期に創閉鎖することである.その方法としてまず縫合を考えるが,欠損が大きい場合は皮膚移植(植皮)が必要となる.植皮は遊離植皮,有茎植皮(有茎皮弁移植),マイクロサージャリーを利用した遊離皮弁移植に分けられる.本論文では植皮のなかでも適応範囲の広い遊離植皮の基本手技について述べる.
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