Japanese
English
臨床報告
十二指腸球部に嵌頓した胃体上部平滑筋腫の1例
A case report of leiomyoma at the upper body of the stomach, invaginated into the duodenal bulbus
西浦 和男
1
,
荒川 龍夫
1
,
角田 清志
2
,
吉田 政之
3
,
小杉 光世
3
,
安念 有声
4
Kazuo NISHIURA
1
1市立砺波総合病院胃腸科
2市立砺波総合病院放射線科
3市立砺波総合病院外科
4市立砺波総合病院病理
pp.1237-1240
発行日 1988年7月20日
Published Date 1988/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210135
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はじめに
近年,胃診断学の飛躍的発展により,胃粘膜下腫瘍の診断は容易になってきた.しかし,それが十二指腸内に脱出し嵌頓すると,診断に難渋することがある.われわれは,胃体上部に生じた平滑筋腫が十二指腸球部に嵌頓した極めて稀な症例を経験したので報告する.
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