Japanese
English
臨床報告
盲腸腹膜垂捻転症の1例
A case of epiploic appendagitis of the cecum
朝田 農夫雄
1
,
紙田 信彦
1
,
長堀 順二
1
,
岡崎 護
1
,
木嶋 泰興
1
,
小室 広昭
1
Nobuo ASADA
1
1財団法人竹田総合病院外科
pp.1441-1443
発行日 1987年8月20日
Published Date 1987/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209805
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はじめに
腹膜垂が捻転を起こすことは古くから知られているが,本邦では少なく約16例の報告1)をみるにすぎない.しかも虫垂炎や憩室炎などと鑑別が容易でなく,術前に診断をくだすことは困難である.最近,われわれは急性虫垂炎の診断のもとに開腹したところ,盲腸腹膜垂捻転症であつた1例を経験したので報告する.
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