Japanese
English
臨床報告
食道顆粒細胞腫の1例
A case of esophageal granular cell tumor
菊池 誠
1
,
朝田 農夫雄
1
,
紙田 信彦
1
,
長堀 順二
1
,
岡崎 護
1
,
渡会 敏之
1
Makoto KIKUTI
1
1財団法人竹田総合病院外科
pp.649-652
発行日 1986年5月20日
Published Date 1986/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209327
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はじめに
顆粒細胞腫は1926年Abrikossoff1)によりgranular cell myoblastomaとして初めて記載されて以来,主として舌,乳腺,皮下組織に好発する良性腫瘍として報告されてきた.
消化管における顆粒細胞腫の発生は比較的少なく,特に,食道に発生したものは非常に稀で,本邦においては,本症例を含めて35例の報告があるに過ぎない.
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