特集 [施設別]悪性腫瘍治療方針のプロトコール
肝臓癌治療のプロトコール—山梨医科大学第1外科
山本 正之
1
,
藤井 秀樹
1
,
菅原 克彦
1
Masayuki YAMAMOTO
1
,
Hideki FUJII
1
,
Katsuhiko SUGAHARA
1
1山梨医科大学第1外科
pp.857-861
発行日 1987年5月30日
Published Date 1987/5/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209720
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はじめに
肝細胞癌治療は近年急速に進歩した,伝統ある他教室では諸先輩が脈々と築き上げてきた肝臓外科の伝統の下にその成果が開花してきたと思われる.当教室は人口80万人の小県に位置する新設医大であり,開院以来やつと3年を経過したにすぎず伝統の面からみれば他施設とは比べようもない.しかし,これまでに肝臓外科医の存在しなかつた地方都市の中心病院としての役割を認識したこれまで3年間の軌跡は今後同様な肝臓外科治療を目指す地方の教育病院においては参考となるであろう.
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