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特集 肛門部疾患診療のテクニック
痔核手術のテクニック—前処置から後療法まで
Surgical technique for hemorrhoidectomy:preparation and post-operative management
松田 保秀
1
Yasuhide MATSUDA
1
1松田病院
pp.994-998
発行日 1986年6月20日
Published Date 1986/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209460
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本邦ではMilligan,Morganらによつて確立された結紮切除術を基本とし種種の工夫が行われている.私はSalmonの高位血管結紮とMilligan,Morgan法を原法とし,Parksのsubmucosal haemorrhoidectomyの概念を導入した手術を7〜8年行つている.その特徴は術後の浮腫,皮垂が少なく仕上りが平らできれいなことである.そしてなによりもanal plastic surgeryともいうべき繊細な手術が出来るのも,underminingの技術と,摂子型電気メス,パークス型肛門開口器,剥離尖刀などの恩恵による.
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