Japanese
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特集 肛門部疾患診療のテクニック
痔瘻手術のテクニック—前処置から後療法まで
Surgical operative techniques on fistula-in-ano
岩垂 純一
1
,
隅越 幸男
1
,
岡田 光生
1
,
塚本 順
1
,
小野 力三郎
1
,
黄田 正徳
1
,
宮脇 晴彦
1
,
沖信 雅彦
1
Junichi IWADARE
1
1社会保険中央総合病院大腸肛門病センター
pp.979-984
発行日 1986年6月20日
Published Date 1986/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209458
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われわれは括約筋温存術式として低位筋間痔瘻に対しては二次口から外括約筋にいたるまで瘻管と原発口から原発巣へいたるまでの瘻管を処理する術式を行い,坐骨直腸窩痔瘻に対しては主に筋間より原発巣へ到達し,これを除去し,生じた凹部へ有茎筋肉弁を充填する術式を行つている.本文では痔瘻手術のテクニックとして,これら術式の実際を,前処置から後療法,その成績まで含めて述べた.
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