カラーグラフ 胆道疾患の外科病理・11
胆嚢癌
吉川 達也
1
,
羽生 富士夫
1
1東京女子医科大学消化器病センター外科
pp.959-962
発行日 1986年6月20日
Published Date 1986/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209455
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胆嚢癌は早期のものを除けばその外科治療成績は極めて不良である.胆嚢癌,特に進行胆嚢癌の治療成績を向上させるためには,早期発見は当然のことながら胆嚢癌の進展様式の特性を知り,進展様式に応じた合理的な拡大手術を行う必要がある.本稿では漿膜下層(以下ss)以上に進展した進行胆嚢癌の進展様式の病理学的特徴について述べ,進行胆嚢癌に対する拡大手術術式についても言及したい.
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