特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅳ.併存疾患をもつ外科患者の薬物療法
10.術後感染症
尿路感染症
小川 秋實
1
,
平林 直樹
1
1信州大学医学部泌尿器科
pp.892
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209431
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□基本事項
1)術後の尿路感染症は,手術時の尿道留置カテーテルに基づくものと,術前から存在する尿路異常または手術時の尿路損傷が原因になつているものがある.
a)カテーテルに基づく尿路感染はカテーテルを抜去すると自然に消褪することがほとんどである.
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