Japanese
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特集 食道癌手術手技上のポイント
食道再建法のコツ—有茎空腸移植術について
The tactics of esophageal reconstruction using pedicled jejunal segments
西平 哲郎
1
,
北村 道彦
1
,
葛西 森夫
1
Tetsuro NISHIHIRA
1
,
Michihiko KITAMURA
1
,
Morio KASAI
1
1東北大学医学部第2外科
pp.429-432
発行日 1986年4月20日
Published Date 1986/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209290
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有茎空腸移植術は,手技が煩雑で侵襲も大きいが,術後の愁訴は明らかに少なく,適応を守つて行えば非常に有用な方法である.有茎空腸移植術を行う場合,栄養血管に用いる血管枝の選択を慎重に行うことがまず大切であり,次に血管枝,腸間膜の切離,犠牲腸管の切除,有茎空腸片の挙上といつた一連の操作を,挙上性と血流の2点を念頭に入れて丁寧に行うことが重要である.
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