Japanese
English
臨床研究
血行再建を伴つた悪性腫瘍広汎合併切除の経験
Radical resection of malignant tumors associated with vascular reconstruction
清水 康廣
1
,
久保 義郎
1
,
岡野 和雄
1
,
松前 大
1
,
今脇 節朗
1
,
今吉 英介
1
,
金藤 悟
1
,
清水 信義
1
,
内田 發三
1
,
寺本 滋
1
Yasuhiro SHIMIZU
1
1岡山大学医学部第2外科
pp.1565-1571
発行日 1985年11月20日
Published Date 1985/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209184
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はじめに
今日,腫瘍外科の一般的趨勢は,より根治性を高める目的で,根治的広汎切除を行う傾向にあり,進行性悪性腫瘍で隣接臓器に浸潤の及んだ症例に対しても,それらを腫瘍とともに積極的に合併切除する傾向がみられる.
とくに最近における血管外科の進歩,発展とその普及にともない,従来は根治手術の適応外とされていた主要血管への浸潤を有する症例に対しても,主要血管を合併切除し,血行再建が行われ始めている.
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