Japanese
English
臨床報告
慢性膵炎を合併した原発性上皮小体機能亢進症の1例
A case of primary hyperparathyroidism with chronic relapsing pancreatitis
堀 明洋
1
,
蜂須賀 喜多男
1
,
山口 晃弘
1
,
近藤 哲
1
,
安井 章裕
1
,
広瀬 省吾
1
,
山田 育男
1
,
深田 伸二
1
,
宮地 正彦
1
,
碓氷 章彦
1
,
渡辺 英世
1
Akihiro HORI
1
1大垣市民病院外科
pp.407-411
発行日 1984年3月20日
Published Date 1984/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208593
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はじめに
原発性上皮小体機能亢進症に膵炎を合併することは,Smithらにより1940年報告され,1957年Copeら1)により,このことが原発性上皮小体機能亢進症の診断の糸口となることが示された.
著者らは原発性上皮小体機能亢進症の経過中,胃潰瘍および短期間に膵石灰化の著明な進行をみた慢性再発性膵炎を合併した,興味ある1例を経験したので報告し,文献的考察を加えた.
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