Japanese
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臨床報告
原発性十二指腸球部癌の1例—本邦文献報告例(1976年〜1983年)の検討
A case of primary carcinoma of the duodenal bulbus, clinical review of the Japanese literature (1976~1983)
河村 健雄
1
,
蜂須賀 喜多男
1
,
山口 晃弘
1
,
堀 明洋
1
,
広瀬 省吾
1
,
深田 伸二
1
,
宮地 正彦
1
,
碓氷 章彦
1
,
渡辺 英世
1
,
石橋 宏之
1
,
加藤 純爾
1
,
神田 裕
1
,
松下 昌裕
1
,
近藤 哲
2
Takeo KAWAMURA
1
1大垣市民病院外科
2名古屋大学医学部第1外科
pp.989-993
発行日 1985年7月20日
Published Date 1985/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209073
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はじめに
原発性十二指腸癌は消化管癌の中では比較的稀なものであるが,近年内視鏡検査の進歩とともにその報告例数は増加している.今回われわれは十二指腸潰瘍の術前診断で手術し,術後の組織学的検索で原発性十二指腸癌と診断し,二期的に膵頭十二指腸切除術を行つた症例を経験したので報告する.
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