Japanese
English
臨床報告
馬蹄腎を伴つた腹部大動脈瘤の1手術例
A case of abdominal aortic aneurysm with the horseshoe kidney
市来 正隆
1
,
佐々木 久雄
1
,
前山 俊秀
1
,
大熊 恒郎
1
,
奥山 吉也
1
,
葛西 森夫
1
Masataka ICHIKI
1
1東北大学医学部第2外科
pp.701-703
発行日 1985年5月20日
Published Date 1985/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209018
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はじめに
馬蹄腎を伴つた腹部大動脈瘤の手術は,1956年Julianにより初めて報告されて以来1),現在まで世界で37例が報告されているにすぎない.常に問題となる点は,馬蹄腎そのものの形態,位置と腎動脈の数,起始走行が手術操作上に及ぼす影響である.最近,われわれは馬蹄腎を伴つた腹部大動脈瘤の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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