カラーグラフ 臨床外科病理シリーズ・26
腸結核
松峯 敬夫
1
,
福留 厚
1
,
広田 英夫
1
,
松尾 聰
1
,
青木 幹雄
2
,
瀬戸 輝一
3
1都立墨東病院外科
2都立墨東病院病理
3帝京大学医学部病理
pp.458-459
発行日 1985年4月20日
Published Date 1985/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208977
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近年激減したとはいえ,腸結核は今なお時折見受けられる疾患といえる.ただ最近では,治癒傾向の強いmildな症例が増え,広汎な乾酪壊死を示す典型例が著しく減少し,腸結核自体の診断をより困難なものにしている.
そこで今回は,数個の開放性潰瘍を伴う腸結核の1例を取り上げ,その病理像の特徴を呈示する.
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