カラーグラフ 臨床外科病理シリーズ・27
腸チフス
松峯 敬夫
1
,
広田 英夫
1
,
福留 厚
1
,
青木 幹雄
2
,
森田 博義
3
,
瀬戸 輝一
4
1東京都立墨東病院外科
2東京都立墨東病院病理
3東京大学医学部第1外科
4帝京大学医学部病理
pp.590-591
発行日 1985年5月20日
Published Date 1985/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208998
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近年腸チフスは激減し,特に重症例をみる機会は稀となつているが,出血や穿孔を起こし,確定診断の得られぬまま腸切除が行われる例も皆無ではなく,今日でもなお緊急手術を要する腸疾患として,その存在を念頭に置く必要がある.
そこで今回は,当院で経験した2例の穿孔例(表)のうちから,広範囲腸切除を施行した1例を選び供覧する.
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