Japanese
English
臨床報告
腹部大動脈狭窄症と併存した腸間膜平滑筋腫の1例
A case of leiomyoma of the mesentery concomitant with abdominal aortic coarctation
細川 治
1
,
白崎 信二
1
,
吉村 信
2
,
牧 洋
2
,
小西 二三男
3
Osamu HOSOKAWA
1
1町立三国病院外科
2町立三国病院内科
3金沢医科大学病理
pp.1197-1200
発行日 1984年8月20日
Published Date 1984/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208795
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はじめに
腸間膜腫瘍ははなはだ稀な疾患であり,また後腹膜腫瘍との解剖学的異同があいまいであることも重なつて,十分な討議がなされてきたとは言えない.
われわれは早期胃癌切除9年後の横行結腸の腸間膜に巨大腫瘍の発生をみ,同時に腹部大動脈狭窄症の併存した症例を経験したので報告する.
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