ここが知りたい 臨床医のためのワンポイントレッスン
外来で診る膿瘍治療のコツを
益子 邦洋
1
K. S.
1日本医科大救命救急センター
pp.1135
発行日 1984年8月20日
Published Date 1984/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208783
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A;膿瘍
診断:局所の発赤,腫脹,発熱,自発痛および圧痛と波動の証明
治療:周囲に局所浸潤麻酔を行い,切開排膿し,ガーゼまたはペンローズドレーンを挿入してドレナージを図る(図1).抗生物質(広範囲スペクトラムを有する合成ペニシリンまたはセファロスポリン系薬剤)の内服も併用する.膿の一部を細菌固定,感受性検査に提出することも忘れてはならない.
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