Japanese
English
臨床報告
初発巣として両側大腿部筋膜下に発生した悪性リンパ腫の1例
A case of malignant lymphoma which developed in the subfascia of both thigh as a primary lesion
炭山 嘉伸
1
,
中村 集
1
,
金親 正敏
1
,
横山 隆捷
1
,
鶴見 清彦
1
,
直江 史郎
2
,
跡部 俊彦
2
,
島田 長也
3
Yoshinobu SUMIYAMA
1
1東邦大学医学部第3外科
2東邦大学大橋病院病理部
3小鹿野中央病院
pp.1383-1385
発行日 1983年9月20日
Published Date 1983/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208444
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はじめに
悪性リンパ腫の腫瘍細胞が,リンパ節以外に発生する主な部位は,骨,肺,消化管,皮膚等であり,骨格筋に初発巣として触れる例は稀である.最近われわれは,両側大腿部筋膜下大腿四頭筋に発生した悪性リンパ腫というきわめて稀な症例を経験したので,若干の考察を加えて報告する.
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