Japanese
English
臨床報告
術前に診断しえた同時性肝・胃重複癌の1治験例
A resectable case of the double cancer of the liver and the stomach
李 東雨
1
,
長田 栄一
1
,
鈴木 範男
1
,
井川 澄人
1
,
広橋 一裕
1
,
成山 多喜男
1
,
木下 博明
1
,
酒井 克治
1
,
関 守一
2
,
朝井 均
2
T. LEE
1
1大阪市立大学医学部第2外科
2大阪市立大学医学部第3内科
pp.421-425
発行日 1983年3月20日
Published Date 1983/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208274
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はじめに
肝細胞癌ならびに胃癌は本邦では比較的多い疾患であるが,同時性肝・胃重複癌1)(以下本症)はこれまでに30例報告されているにすぎず,しかも術前に診断され,根治手術の施行された症例はきわめて稀である.われわれは最近,術前に本症と診断し,両者に根治手術を施行しえた症例を経験したので報告する.
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