Japanese
English
臨床報告
食道直腸同時性重複癌の1治験例
A case of synchronous double carcinoma of esophagus and rectum
福島 駿
1
,
渡辺 啓司
1
,
奥 洋
1
,
藤政 篤志
1
,
本多 哲矢
1
,
弓削 静彦
1
,
梅津 徹
2
,
田上 真
3
,
枝国 節雄
4
,
曺 光男
4
,
姜 定幸
4
,
掛川 暉夫
4
Takashi FUKUSHIMA
1
1大牟田市立病院外科
2大牟田市立病院病理
3大牟田市立病院麻酔科
4久留米大学医学部第1外科
pp.289-292
発行日 1985年2月20日
Published Date 1985/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208949
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はじめに
近年,食道と他臓器との重複癌に関する報告は同時性および異時性を含めて増加の傾向にあるが,その多くは食道胃重複癌である.今回,われわれははなはだ稀な同時性の食道直腸重複癌に対し一期的に根治術を行い,その過大侵襲にもかかわらず術後順調な経過をとつている1症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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