特集 外科外来マニュアル
私の治療
総論
止血法の実際
大久保 幸俊
1
,
大森 裕子
1
,
武田 定衛
1
1自衛隊中央病院外科
pp.823-825
発行日 1982年5月20日
Published Date 1982/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208038
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□はじめに
原因の如何を問わず,血液の全成分が,血管外に漏出することを出血といい,身体のどの部分でも血液が体表に出てくれば,外出血,組織や体腔へ流れ出て,体表に出ない場合を内出血という.
外来において出血している患者を診た場合には,まず全身状態に影響のある出血であるか否かを,速やかに判断し,必要に応じて,適切な処置が要求される.
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