Japanese
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特集 レーザーと外科
レーザーの内視鏡への応用—適応と限界
アルゴンイオンレーザーによる診断と治療
消化器
The application of the argonlaser light to the diagnosis and treatment of gastric cancer
崎田 隆夫
1
,
福富 久之
1
,
川北 勲
1
,
中原 朗
1
,
加藤 大典
2
Takao SAKITA
1
1筑波大学臨床医学系内科
2電子総合研究所
pp.523-526
発行日 1982年4月20日
Published Date 1982/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207935
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はじめに
レーザー光の熱エネルギーを利用した内視鏡への応用はYAGレーザーをはじめとして現在さかんにおこなわれている.一方,診断面への応用はいまだきわめて少ない.
著者らは,胃粘膜分光分析にアルゴンレーザー光を導入し,より精度の高い分光分析を試みようと現在研究中であるが,この基礎研究中に胃癌患者の手術胃にアルゴンレーザー光を照射して観察したところ,癌の浸潤に一致して螢光の存在を発見するところとなつた.
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