Japanese
English
臨床報告
癌を合併した先天性胆道拡張症の1例
A case report of congenital bile duct dilatation associated with carcinoma
上林 正昭
1
,
重盛 基厚
1
,
工藤 正純
1
,
後藤 洋一
1
,
手戸 一郎
1
,
長谷川 正義
1
Masaaki KANBAYASHI
1
1市立札幌病院外科
pp.1323-1327
発行日 1980年9月20日
Published Date 1980/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207519
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はじめに
先天性胆道拡張症は,小児疾患として重要なばかりではなく,成人例では癌や結石の合併など極めて重大な問題を含んでいる疾患である.当科では,1972年から1979年までの8年間に,10例の本症を経験した.そのうち7例は成人例であり,1例に胆管癌の合併を認めたので報告する.
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