カラーグラフ トピックス・3
T-チューブからのパピロトミー—胆道鏡的乳頭切開術(CPT)
二村 雄次
1
1名古屋大学医学部第1外科
pp.958-959
発行日 1980年7月20日
Published Date 1980/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207466
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内視鏡的乳頭切開術(Endoscopic Papillotomy,EPT)の手技を応用して,T-チューブの瘻孔から挿入した胆道ファイバースコープの鉗子孔から乳頭切開用ナイフ(パピロトーム)を乳頭部を越えて十二指腸内まで挿入し,一方,経口的に挿入した十二指腸ファイバースコープからの観察下にEPTを行なう方法を胆道鏡的乳頭切開術(Cholangioscopic Papillotomy,CPT)という(図1).ビルロートⅡ法胃切除例では,輸入脚へ直視型ファイバースコープを挿入してCPTを行なう(図2).
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