Japanese
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外科医の工夫
ガイドワイヤーを用いた経皮経肝胆道造影(PTCD)法の追試
Reexamination of PTCD method utilizing the guidewire
岡村 進介
1
,
平松 聡
1
,
池田 隆浩
1
,
笹辺 潔
1
,
古本 福市
1
,
小林 直広
1
,
佐久間 隆
1
,
朝倉 晃
1
,
畠山 哲朗
1
Shinsuke OKAMURA
1
1社会保険広島市民病院外科
pp.253-255
発行日 1980年2月20日
Published Date 1980/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207383
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はじめに
近年,PTCおよびPTCDが広くおこなわれるようになり,胆道系疾患の診断や治療に著しい効果をあげている.PTCDの手技については,諸家の報告があり1-8),それぞれ工夫がなされ特徴をもつている.しかし,PTCDには手技上の偶発症も全く無いわけではない9,10).安全確実でしかも容易に実施できる方法が要求されてくる.平形5)は,この目的にそつた方法を考案し,ガイドワイヤーを用いて,良好な成績を得ている.著者は,このガイドワイヤーの量産化に成功し,著者の考案した先端にわずかな彎曲をつけたPTC針を用いて,平形の方法5)を追試し,良好な成績を得たので報告する.
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