Japanese
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グラフ 外科医のためのX線診断学・12
経皮経肝性胆管造影法
percutaneous transhepatic cholangiography PTC
兵頭 春夫
1
,
江里口 健次郎
2
1独協医科大学放射線医学教室
2愛媛県立中央病院外科
pp.149-156
発行日 1979年2月20日
Published Date 1979/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207100
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はじめに
PTCは穿刺による出血,あるいは胆汁の漏出から胆汁性腹膜炎を惹起する危険があるとして,直ちに開腹しうる外科的準備を必要とされてきた.しかしこの10年間にその考え方も変わり,外径0.7〜0.8mm針を使用して内科的にもルーチンに行なわれるようになつている.減黄の必要を認める症例には,PTCに続いてドレナージも行なわれている.PTCにて肝内胆管の刺入が成功しない場合とか,肝内〜肝外胆管が造影されても胆嚢が造影されない場合には,PTCを応用して胆嚢を穿刺造影する手技もルーチンに行なわれている.
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