Japanese
English
臨床報告
胃グロームス腫瘍の1手術例—本邦報告例の統計的観察
A case of Glomus tumor of the stomach:statistical study of reported cases
木村 修
1
,
田中 公晴
1
,
井上 淳
1
,
竹田 力三
1
,
川口 広樹
1
,
藤井 卓
1
,
岸本 宏之
1
,
安達 秀雄
1
Osamu KIMURA
1
1鳥取大学医学部第1外科
pp.739-743
発行日 1979年5月20日
Published Date 1979/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207170
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はじめに
胃グロームス腫瘍は,まれな疾患であり,1951年Kayら1)によつて最初に報告されており,本邦では,1962年庄司ら2)の報告にはじまり,私どもの調べ得た範囲内では,現在まで21例が報告されている.私どもは胃前庭部前壁の粘膜下腫瘍の診断で胃切除術を施行し,病理組織学的に,胃グロームス腫瘍であつた症例を経験したので報告するとともに,本邦報告例についての統計的観察を行なつた.
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