Japanese
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特集 外科とエコー
膵臓
Ultrasonic diagnosis of pancreatic diseases
福田 守道
1
Morimichi FUKUDA
1
1札幌医科大学癌研内科
pp.215-225
発行日 1979年2月20日
Published Date 1979/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207107
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はじめに
超音波断層法1-6),CTスキャンなど躯幹の断層面を直接映像化して観察する手法の発達により,膵疾患の診断学も大きな転換期を迎えつつあるように感じられる.とくに超音波診断法に関しては,膵の断層面についての形態的な診断情報のみならず,組織特性についてエコーパターン解析の面で質的差異が捉えられることから,膵の局在性病変,とくに膵癌の診断法として有望視され,さらに実時間表示装置の出現は本診断法の普及に拍車をかける気運にある.
以下最近の新しい超音波断層法,greyscale ec—hographyおよび実時間表示装置による膵疾患診断の実際につき,われわれの最近の検討成績を中心に述べ,ご批判を仰ぎたい.
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