Japanese
English
臨床研究
胃癌・胃肉腫重複についての考察
Double malignancy of carcinoma and sarcoma of the stomach
霞 富士雄
1
,
高木 国夫
1
,
加藤 洋
2
,
馬場 保昌
3
,
堀越 昇
4
,
吉川 静
5
Fujio KASUMI
1
1癌研究会付属病院外科
2癌研究会付属病院病理
3癌研究会付属病院内科
4癌研究会付属病院化学療法センター臨床部
5済生会下関病院外科
pp.105-115
発行日 1979年1月20日
Published Date 1979/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207095
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
同一胃に癌と肉腫が重複してみられることは非常に稀なことである.われわれは胃原発の悪性リンパ腫に対し胃切除後,残胃にボルマンⅠ型及びⅡc型早期胃癌の2多発癌の重複がみられためずらしい症例の治験例を得たので報告すると共に,文献的検索並びに胃癌・胃肉腫重複の意義についての考察を行なつた.
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.