Japanese
English
特集 食道癌手術の近況
胸部下部・腹部食道癌の手術
Operations for carcinoma of the lower intrathoracic and abdominal esophagus
石上 浩一
1
,
根木 逸郎
1
,
長島 正明
1
,
村上 卓夫
1
,
安本 忠道
1
,
村上 通治
1
,
水田 英司
1
,
三井 俊明
1
,
岡 正朗
1
Koichi ISHIGAMI
1
1山口大学医学部第2外科
pp.1253-1260
発行日 1978年9月20日
Published Date 1978/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207020
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はじめに
食道胃接合部にまたがつて,口側はE,肛門側はCの範囲内にとどまる癌を食道胃接合部癌と定義するが,下部食道噴門癌にはこれよりやや広い範囲の癌が含まれる.教室の食道噴門癌を含めた広義の食道癌219例のうち,切除例は178例であり,これを病巣の占居部位別にみると,CePh 18例,Iu 6例,Im 75例,Ei 22例,ECまたはCE 57例となる.以下,胸部下部食道Eiおよび腹部食道Eaの扁平上皮癌の手術について述べる.
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