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特集 CTスキャン
CTスキャン像の読み方—腹部疾患;肝,胆道及び膵
Computed tomography of the hepatobiliary system and pancreas
蜂屋 順一
1
,
是永 建雄
1
,
斎藤 礼子
1
,
板井 悠二
2
Jun-ichi HACHIYA
1
1関東逓信病院第2放射線科
2東京大学医学部放射線科
pp.369-379
発行日 1978年3月20日
Published Date 1978/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206914
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はじめに
頭部のCTにくらべると,格段に厳しい条件下で装置の開発につとめ,また診断基準を模索しなければならなかつたため,全身用CT装置の臨床応用はかなり遅れてはじまつた.肝,胆道,膵を含む腹部臓器のCTが本格的な臨床研究の対象となり出したのは1975年頃からである.
まだ幾多の問題を残してはいるが,この領域のCTの診断能について部分的にはかなり明確な見通しも可能になつてきたので,現在までに得られた知見を整理し紹介することにしたい.
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