Japanese
English
臨床研究
胆道感染症におけるエンドトキシン血症—臨床成績を中心に
The significance of endotoxemia in the biliary infectious diseases
嶋田 紘
1
,
新明 紘一郎
1
,
佐藤 一美
1
,
鬼頭 文彦
1
,
阿部 哲夫
1
,
石黒 直樹
1
,
福島 恒男
1
,
小林 衛
1
,
土屋 周二
1
Hiroshi SHIMADA
1
1横浜市立大学医学部第2外科
pp.1445-1450
発行日 1977年11月20日
Published Date 1977/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206847
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はじめに
1964年,Levin1)がカブトガニ(limulus)の血球溶解液(lysate)を用い,血中エンドトキシンの検出に成功して以来,このlimulus test(L. T.)は臨床にも応用されるようになつた.われわれも過去4年来このL. T. により血中Etox陽性例62例を経験した.とくに胆管結石症や閉塞性黄疸に伴う胆道感染症では高頻度に陽性例がみられた.以下自験例を中心に胆道感染症におけるエンドトキシン血症につき臨床的検討を行なつてみた.
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