Japanese
English
臨床報告
肝結核腫を合併した興味ある大腸結核症の経験
A case of the colon tuberculosis associated with local tuberculosis of the liver
近藤 肇彦
1
,
原田 隆浩
1
,
木村 文夫
1
,
乾 英明
2
,
臼谷 直純
3
Toshihiko KONDOH
1
1公立学校共済組合四国中央病院外科
2公立学校共済組合四国中央病院 内科
3公立学校共済組合四国中央病院 病理
pp.1233-1236
発行日 1976年9月20日
Published Date 1976/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206592
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はじめに
近年,化学療法の著しい進歩と共に結核性病変は一般に減少し,報告も急にその数を減じている昨今である.しかし少数ではあるが化学療法の奏効しない例には治療上さらに検討せざるべき問題も残存している.最近われわれは孤立性腸結核症の診断のもとに開腹し,肝結核腫を伴つていた症例を経験したので,これに関する若干の考察を加え報告する.
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