Japanese
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特集 一般外科医のための小児外科
小児救急手術と外科医の心得
Surgical aspects on pediatric emergencies
西 寿治
1
,
角田 昭夫
1
Toshiji NISHI
1
,
Akio TSUNODA
1
1神奈川県立こども医療センター外科
pp.1415-1422
発行日 1974年12月20日
Published Date 1974/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206156
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はじめに
小児外科の対象となる疾患には,救急手術を要するものが少なからずある.Firor1)は,新生児・乳児の救急外科的疾患を,手術の緊急度と治療方法にしたがつて,次の5群に分けて論じている.
1.必要最小限の術前準備で,緊急手術を要するもの消化管穿孔・先天性胸腹膜裂孔ヘルニア・破裂性臍帯ヘルニア・先天性腹壁破裂症・腸管回転異常による中腸軸捻転
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