特集 小児外科の焦点
座談会
小児ヘルニアの問題点
角田 昭夫
1
,
長島 金二
2
,
横山 穰太郎
3
,
飯島 勝一
4
,
田村 重宏
5
Akio TSUNODA
1
,
Kinji NAGASHIMA
2
,
Jotaro YOKOYAMA
3
,
Katsuichi IIJIMA
4
,
Shigehiro TAMURA
5
1神奈川県立こども医療センター外科
2賛育会病院小児外科
3慶応義塾大学医学部外科
4佼成病院外科
5都立清瀬小児病院外科
pp.1744-1754
発行日 1971年11月20日
Published Date 1971/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205478
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小児外科の手術のうち,外鼠径ヘルニアの手術は最も数が多く,全体の半数近くなることが普通である.一方,一般外科医の方々にとつても,乳児外鼠径ヘルニアを手術する機会は次第に増加している.いまや,「オムツがとれたら手術」という方針は一時代前のものとなつてきた.しかし,この座談会で論じられているように,乳児外鼠径ヘルニア手術にも,なおいくつか検討しなければならない問題点が残されているようである.
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