Japanese
English
臨床報告
十二指腸リンパ管腫の1例
Lymphangioma of the duodenum:a case report
島筒 志郎
1
,
増田 哲彦
2
,
中村 俊吾
2
,
吉崎 英一郎
2
,
守田 知明
2
,
結城 庸
3
,
円山 英昭
4
Shiro SHIMAZUTSU
1
1広島大学医学部第1外科教室
2広島記念病院外科
3広島記念病院内科
4広島大学原医研血液部門
pp.1053-1056
発行日 1974年8月20日
Published Date 1974/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206105
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はじめに
十二指腸良性腫瘍は,比較的まれな疾患とされている.その病理組織において,その主なものは,上皮性では,ブルンネル腺腫,カルチノイドであり,非上皮性では,平滑筋腫,脂肪腫である.
われわれは,最近,きわめてまれな十二指腸リンパ管腫の1例を経験したので,文献的考察を加え報告する.
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