術前術後
食道外科・術前術後の病室管理(1)
岡川 和弘
1
,
多田 正安
1
,
水谷 澄夫
1
,
川崎 勝弘
1
,
堀川 章博
1
,
城戸 良弘
1
,
高塚 雄一
1
,
小川 嘉誉
1
,
田野 迪樹
1
,
藤山 武雄
1
,
安積 奎三
1
,
高橋 貞雅
1
,
塩崎 均
1
,
陣内 傳之助
1
1大阪大学医学部第2外科
pp.786-792
発行日 1974年6月20日
Published Date 1974/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206062
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はじめに
最近の消化器外科手術においては手術手技,麻酔,化学療法の進歩と相俟つてますます適応が拡大せられるようになつてきたため手術侵襲も大となり,術前術後の管理にも高度の知識と経験が要求されるようになつた.とくに食道外科においては術前からpoor riskの患者が多く,また手術侵襲も大きいので,他臓器の外科に比して病室管理の占める役割ははるかに大きい.今回これから食道外科を学ぼうとする若い研修医の人達を対象として,食道外科の病室管理の基礎的なものを,現在われわれが行なつている方法を中心にまとめてみた.
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