Japanese
English
臨床報告
小腸腫瘍について—第1報 十二指腸腫瘍について
Primary tumors of the small intestine:Report 1. duodenal tumor
杉山 譲
1
,
村上 哲之
1
,
越前 登
1
,
佐々木 睦男
1
,
秋山 邦男
1
,
田中 隆夫
1
Yuzuru SUGIYAMA
1
1弘前大学医学部第2外科
pp.557-562
発行日 1974年4月20日
Published Date 1974/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206025
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はじめに
十二指腸を含め小腸に発生する腫瘍は一般に良性,悪性腫瘍とも稀と考えられている.しかも臨床的特徴に乏しく,良性腫瘍は別として,悪性腫瘍では症状の発現した時点においては既に根治手術の時期を失しているものが多い.教室ではこれまで15例の小腸腫瘍を経験したので,今回は第1報としてこれらのうち十二指腸腫瘍の2例について報告する.
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