Japanese
English
臨床報告
進入経路不明の肺,横隔膜および肝内伏針の1治験例
A case report of needles in the lung, diaphragm and liver:the route of entry undetermined
杉村 忠彦
1
,
善山 金彦
1
,
亀谷 忍
1
,
腰塚 浩
1
,
三浦 武秀
2
Tadahiko SUGIMURA
1
1富士吉田市立病院外科
2富士吉田市立病院放射線科
pp.553-556
発行日 1974年4月20日
Published Date 1974/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206024
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はじめに
肺内異物は戦時中の留弾およびその破片の症例がほとんどであり,平時における症例は比較的少ない.これに比して横隔膜および肝内の異物は非常に稀である.最近われわれは進入経路不明で今日までも報告がなく,比較的長期にわたり右肺下葉内および右横隔膜・肝右葉内に残留した伏針の1症例を経験したので多少の文献的考察を加えここに報告する.
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